こんにちは!
マーケティング部のrinkaです。
この記事では「検索広告」と省略されることもある検索連動型広告について解説します。
そもそも検索連動型広告とは……から、メリットやデメリット。そして、もし運用代行を依頼する際、どのような運用代行業者がおすすめか。
同業だからこそわかる広告代理店の目線でご説明、ご紹介します。
最近検索連動型広告に興味を持ち始めた方へ特におすすめしたい、盛りだくさんの内容となっています!ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
検索連動型広告とは
検索連動型広告はリスティング広告ともいわれている広告形態です。ユーザーが検索エンジンでキーワードを入力した際に、その検索結果ページに表示される広告です。例えば、「オンライン英会話」と検索すると、ネイティブキャンプやDMM英会話の広告が表示されます。このように、ユーザーのニーズに合わせて広告が出るため、高い効果が期待でき、顕在層へのアプローチにおすすめの広告手法です。
ディスプレイ広告との違い
ディスプレイ広告はWebサイトやアプリ内の広告枠に表示されるもので、画像や動画を使って視覚的に訴求します。これらはユーザーの興味や行動履歴に基づいて表示されるため、商品やサービスをまだ知らない潜在層にもアプローチできます。また、クリエイティブの自由度が検索連動型広告より高いことから視覚要素の強い商材にも効果的です。例えば、旅行関連の記事を読んでいるユーザーに対して旅行プランの広告を表示することで、新たな興味を引き出すことができます。
以下に検索連動型広告とディスプレイ広告の違いをまとめてみました!
【検索連動型広告】
・ターゲット層: 顕在層
・掲載場所: 検索結果ページ
・課金方式: クリック課金制
【ディスプレイ広告】
・ターゲット層: 潜在層
・掲載場所: WEBサイト・アプリ
・課金方式: クリック課金制 / インプレッション課金
検索連動型広告のメリット
検索を利用しないユーザーにリーチできないこと
検索連動型広告は、ユーザーが特定のキーワードを検索したときにのみ表示されるため、残念ながら検索を行わないユーザーにはアプローチできません。具体的には、検索に不慣れなシニアやSNS内で検索を完結する方など、検索エンジンを日常的に利用していない層には届きにくいです。
運用に専門知識が必要であること
検索連動型広告は、効果的に運用するために一定の知識や経験が求められます。キーワードの選定や広告文の作成、効果測定など、多くの要素を細かく管理する必要があります。また、広告プラットフォームの仕様変更にも対応する必要があるため、常に最新情報を把握しておくことが重要です。これらの運用には時間と手間がかかるため、効果的な運用をするにはハードルが高いこともあります。
商材によっては高額な広告費用が必要な場合があること
検索連動型広告はクリック課金制ですが、オークション形式で広告の出稿可否が決まることから人気のあるキーワードほど競合が強い傾向にあります。そのため、検索ボリュームの大きな人気キーワードはクリック単価が高くなる傾向にあります。予算管理をしっかり行わないと、思わぬ出費につながることもあるため注意が必要です。
画像や動画などを使用できないこと
検索連動型広告は基本的にテキスト形式で表示されるため、画像や動画を使ったビジュアル訴求ができません。商品やサービスによっては、視覚的な魅力を伝えることが重要な場合もあるかと思いますので、そのような場合には他の広告手法を併用する必要があります。
潜在層へのアプローチが難しいこと
検索連動型広告は顕在層へのアプローチには優れていますが、まだ商品やサービスについて認知していない潜在層には届きにくいです。この層への認知拡大を狙う場合は、他のマーケティング手法を組み合わせてアプローチすることが効果的です。
検索連動型広告が可能な媒体
Google広告
Googleの検索エンジンでユーザーが特定のキーワードを検索した際に、その検索結果ページに広告を表示するサービスです。Googleは世界中で多くのユーザーに利用されています。日本国内でも利用率が最も高い検索エンジンのため、広範囲にわたって多くの人々にリーチできる点が大きな魅力です。
Yahoo!広告
Yahoo!広告は、日本国内で広く利用されているYahoo! JAPANの検索エンジンを活用した広告サービスです。Googleと同様に、Yahoo! JAPANの検索エンジンでユーザーが特定のキーワードを検索した際、その結果ページに関連する広告を表示します。Yahoo!は日本市場で特に強い影響力を持っており、Google広告との違いは特に年齢層が高いユーザーへリーチ力がある点です。
運用のコツ
効果的に運用するコツを3つご紹介します!
ユーザー目線のキーワードを選定すること
検索連動型広告で成果を上げるためには、キーワードの選定が非常に重要です。自社の商品やサービスに関連するキーワードをリストアップし、ユーザーがどのような言葉で検索するかを考えましょう。特に、コンバージョンに繋がりやすいキーワードを優先して設定することがポイントです。また、無駄なクリックを防ぐために、関連性の低い検索語句は除外キーワードとして登録することも効果的です。これにより、広告費用を効率的に使いながら、ターゲット層へのアプローチを最適化できます。
ユーザー目線の広告文を作成すること
広告文はユーザーの目に留まり、クリックを促すための重要な要素です。効果的な広告文を作成するには、キーワードを広告文内に自然に組み込み、ユーザーの興味を引く内容にすることが大切です。例えば、「今だけ」「限定」といった期間限定の情報や、お客様から高評価を受けた実績などを盛り込むことで、クリック率を高めることができます。また、広告文は定期的にテストし、最も効果的なものを見つけるために改善を続けましょう。
リンク先ページを最適化すること
広告がクリックされた後、ユーザーが訪れるリンク先ページ(ランディングページ)の品質も重要です。このページはユーザーが求めている情報を提供し、スムーズにコンバージョンへと導く役割があります。ページデザインは見やすく操作しやすいものにし、信頼性のある情報を掲載することでユーザーの満足度を向上させます。また、リンク先と広告内容が一致していることも重要で、これによってユーザーは期待通りの情報を得られ、コンバージョン率が向上します。
良い広告代理店や広告運用代行業者の特徴と選び方
良い代理店を選ぶために、ぜひ見てほしいポイントは4点です。
専門性があること
良い広告運用代理店は、検索連動型広告に特化した専門性や実績を持っています。専門の広告担当者がいるメリットとしては、業界特有のトレンドや効果的な戦略を熟知しており、クライアントのニーズに合わせた最適な広告運用が可能なことや分析技術が高いことが挙げられます。例えば、GoogleやYahoo!の正規代理店として認定されている業者は、最新の広告技術やノウハウを活用し、効果的な広告キャンペーンを展開することができます。また、過去の成功事例やクライアントからの評価も確認することもおすすめです。貴社がtoBであればtoB、toCであればtoCの企業の実績を確認すると良いでしょう。
柔軟なプランの提供があること
クライアントの予算や目標に応じて柔軟なプランを提供する企業や担当者は信用できます。小規模な予算から始められるプランを持つ業者は、新規参入企業や中小企業にとって特に魅力的です。しかし商材によっては、希望するキーワードでの広告配信が高額になってしまい、「ターゲットへのリーチ数がとても少なかった……」など、効果的な配信ができない場合があります。そのような顧客毎に抱える課題へ適切な対応ができるため、柔軟な企業への依頼は無駄なコストを抑えつつ、効果的な広告運用を期待できます。
透明性があること
依頼したのに「連絡がなく広告をどのように配信したか不明」であったり「広告から流入があったのか、費用対効果はどうなのか」など連絡がない。なんて、少し不安ですよね?
優良な広告運用代理店の場合、運用状況や成果について透明性を保ち定期的に詳細なレポートを提供します。これにより、クライアントは広告キャンペーンの進捗を把握しやすくなり、必要に応じて戦略の見直しが可能になります。また、実は商標権など問題のある状態で広告を打っていたなどのリスク回避としても、このポイントは大切にしていただければと思います。
他にも効果的なマーケティング施策を持っていること
広告運用のみを専門にされている企業では難しいかもしれませんが、webマーケティングに限らず幅広いマーケティング施策やプロモーション戦略も展開している企業であれば、目標や課題に合わせて最適な手法の提案を受けられます。例えば、検索広告のデメリットとして認知獲得に不向きであることが挙げられますが、それを補うマス広告と同時期に打ち出すことで効果を高めることが可能です。
まとめ
上記のように、検索連動型広告は、すでに興味を持っている顕在層へ効果的にアプローチできる優れた手法です。しかし、広告を運用しようにも時間や人員の確保が難しい場合や、最適なアプローチ方法がわからないといったお悩みをお持ちの方も多いかと思います。
弊社では、広告運用の専門チームと、他の広告手法を専門とするチームが連携し、貴社のニーズに合わせた最適な戦略をご提案いたします。検索広告のみならず、他の広告手法との組み合わせによる包括的なマーケティング戦略もお任せください。
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