【ラジオスポットCM原稿制作編】書き方のコツを詳しくご紹介！

こんにちは！広告ディレクター兼コピーライターのrinkaです。

今日はラジオのスポットCM制作について、クリエイティブな視点からコツをお伝えしますね。

そもそもラジオCMってどんなもの？？生CMって何？とクエスチョンマークでいっぱいの方は、すでに公開中の記事「初めてのラジオCMで効果を出す方法」をぜひご一読ください！

スポットCMの大きな魅力は、短い時間で効果的にメッセージを伝えられること。

さらに、柔軟なスケジュール調整が可能で、予算に応じて放送回数を調整できるんです！クリエイティブ面では、効果音やBGM、ナレーターさんの選定や原稿の中身など柔軟に考えられるため生CMとは視点の異なる面白さがありますよ。

それでは、効果的な原稿作りのコツ【ラジオスポットCM編】を解説します！

※生CMの原稿制作について知りたい方はこちらの記事がおすすめです。合わせてご覧ください。

1. スポットCM原稿制作のコツ5つ

① インパクトのある冒頭で聴き手の注目を集める

スポットCMは約20秒～と生CMよりも短い特徴があります。

だからこそ冒頭でグッと引き付ける工夫が重要です！

驚きの一言や印象的な音声効果で、リスナーの耳をパッと引きつけましょう。例えば「え？それどういうこと？」と思わせるような情報や比喩表現、ユーモアのある一言で始めるのが効果的です。ただし、商品やサービスとの関連性は忘れずにお願いします！最初の一瞬で聴き手を引き込めれば、残りの時間で効果的にメッセージを伝えられますよ。もしも印象的な一言が難しい場合は、冒頭の効果音やBGMの工夫をするのもおススメです。

② 簡潔で印象的なキーメッセージを作る

短い時間で伝えるスポットCMでは、1つか2つの核となるメッセージに絞り込むことが大切です。例えば「夏の暑さ対策ならクールベスト！」のように、商品名と主要なベネフィットを組み合わせたシンプルなフレーズを作りましょう。端的なメッセージを何度か耳に届けることで、リスナーの記憶に残りやすくなります。

③ 音声の特性を活かした表現を使う

ラジオは音声メディアなので、聴覚に訴える表現が効果的です。

具体的には、擬音語や擬態語を上手く使うと商品やサービスのイメージを鮮明に伝えられます。例えば、清涼飲料水のCMなら「シュワッと爽やか！」といった表現で、飲んだ時の感覚を聴き手に想像させることができます。

④ コールトゥアクション（行動喚起）を明確に

短いスポットCMでは、リスナーに求める行動を明確に伝えることが重要です。

「今すぐお電話ください」「公式サイトをチェック」など、具体的な誘導を入れましょう。また、電話番号やウェブサイトのURLは、覚えやすいものを選ぶか、繰り返し伝えることで記憶に残りやすくなります。

⑤ リズム感のある文章構成を心がける

短い時間で印象に残るには、リズム感のある文章が効果的です。

短めの文を使い、同じ調子にならないよう変化をつけましょう。また、韻を踏んだり、同じ音を繰り返したりするのも一つの手法です。例えば「さわやか爽快、夏を楽しむクールドリンク」のように、音の響きを意識した文章作りを心がけてみてください。

商品によっては、ターゲット次第で文字数を詰め込んだ疾走感のある原稿が良いか、スローテンポが良いかが異なります。例えば入れ歯のラジオCMをシニア層に向けて流したい場合は聞き取りやすい比較的ゆっくりとしたテンポにする。などです。

余談ですが、原稿の仕上げをする際は実際に声に出して読んでみてください！

20秒（または指定の尺）にピッタリ収まるか、聞き取りやすいか、インパクトは十分かなどをチェックしましょう。何度か読み返して調整を重ねることで、より良い原稿に仕上がります。

可能であれば録音も。限られた収録時間でより良いCMにするために、録音して関係者へ共有しましょう。ナレーターさんやディレクターさんへ、CMのイメージを具体的に伝えやすくなります。

2. スポットCMのデメリット3つ

メリットがあればデメリットも付き物です。デメリットも知った上で効果的なスポットCMにしていきましょう！

① 限られた情報量

20秒で話す最適な文字数は100文字前後と、限られています。音声に頼ったメディアですので、短い時間で詳細な情報を伝えるのが特に難しいです。複雑な商品やサービスの場合、十分な説明ができないことがあります。

② 繰り返しの必要性

1回の放送では効果が限定的なため、同じCMを何度も流す必要があります。これにより、制作費以外にも放送料がかさむ可能性があります。

③ 時間帯や番組の選択肢が限られる

人気の時間帯や番組では枠が埋まりやすく、希望通りの配置ができないことがあります。特に短期間での出稿を考えている場合は注意が必要です。

3. 弊社を利用するメリット3選

上記のデメリットを踏まえた上で、貴社の広告戦略に最適な方法を一緒に考えていきたいと思っております！

① ラジオ局の選定や効果的な放送時間帯もサポート

弊社のマーケティングチームが、貴社の商品やサービス、ターゲット層に合わせて最適なラジオ局と放送時間帯をご提案します。限られた予算で最大の効果を得られるよう、綿密な計画を立てます。全国の放送局を対象にできますので「うちのサービス関西のみなんだよね」というようなエリアの限定も、もちろん対応いたします！

② クリエイティブな原稿作成で情報量の限界を克服

コピーライターが、限られた時間内で最大限のメッセージを伝える原稿を作成します。

インパクトがあり、かつ情報量のある原稿で、スポットCMの弱点をカバーします。

また、CM制作会社と連携し提案から納品までサポートさせていただきます。

③ 総合的な広告戦略の立案

一度ラジオCMを行った時、結果の良し悪しにかかわらず社内で「別の局や別の広告手法でも試してみたい」というお声があがることもありますよね。

弊社はマーケティング部とエンジニアの所属する開発部で構成された企業です。他のメディアとの連携も含めた総合的な広告戦略を提案可能です。例えば地方ラジオ局で「フェスティバルのお知らせ」を放送し、「エリア名+お祭り」等の検索キーワードでリスティング広告をおこなう、伴って公式ホームページのシステムを強化するなど柔軟な宣伝施策が可能ですよ。

ご不明な点があればいつでもご質問ください。

貴社の成功を心から応援しています。

一緒に素晴らしいラジオCMを作っていけたら嬉しいです！

4. 株式会社トレファクテクノロジーズでご紹介可能なラジオ局の例

※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。