【ラジオ生CM原稿制作編】書き方・作り方のコツを詳しくご紹介!

rinka

こんにちは!広告ディレクター兼コピーライターのrinkaです。

今日は、ラジオの生CM制作について、クリエイティブな視点からポイントをお伝えしますね。

そもそもラジオCMってどんなもの??生CMって何?とクエスチョンマークでいっぱいの方は、すでに公開中の記事「初めてのラジオCMで効果を出す方法」をぜひご一読ください!

生CMの大きな魅力は、番組のリスナー層にピッタリのメッセージを届けられるのはもちろん、たっぷりの時間で商品やサービスの魅力を存分に伝えられることだと私は考えています。

さらに、番組パーソナリティが読んでくれるので、リスナーの心にスッと入り込める、そんな素敵な特徴があるんですよ。

それでは、効果的な原稿作りのコツ【ラジオ生CM篇】を解説します!

※スポットCMの原稿制作について知りたい方はこちらの記事がおすすめです。合わせてご覧ください。

1. 原稿制作のコツ5つ

① 最初の5秒で聴き手の注目を集める

まずは冒頭5秒で聴き手の心をグッとつかむこと。これが成功の鍵です!

意外な一言でリスナーの耳をくすぐってみてください。「えっ、それ本当!?」と思わせるような情報や、ユーモアのある一言で開始すると良いでしょう。ただし、商品やサービスとの関連性を忘れずに。「もっと無難なほうが……」という場合はCM内でどうしても伝えたいことを一言でまとめ、冒頭に持ってきてみてください。例えば「〇〇にお困りなら(企業名)へ!」などです。意外性はありませんが、シンプルな訴求で「〇〇にお困り」の方の興味を引きやすいです。最初の5秒でターゲットを引き込むことができれば、残りの時間でメッセージを効果的に伝えられます。

② ターゲット層に合わせた言葉遣いを心がける

生CMの効果を最大化するには、ターゲット層に合わせた言葉遣いが重要です。

若者向けのCMなら流行語やカジュアルな表現を、シニア向けならわかりやすい言葉を選びましょう。また、専門用語や難しい言葉は避け、聞き手が一瞬で理解しやすい表現を使用します。例えば、「10代後半から20代前半の女性」がターゲットなら、「かわいい」「映え」などの言葉を取り入れるのも一案です。ターゲット層の日常会話を想像しながら、親しみやすい言葉選びを心がけましょう。

③ 商品・サービスのベネフィットを具体的に伝える

繰り返しになりますが、生CMの長所は商品やサービスの特徴を詳しく説明できる点です!

ポイントは、単なる機能紹介ではなく使用することで得られる具体的なメリット(ベネフィット)を伝えることです。例えば、「防水機能付き」という特徴よりも、「雨の日のアウトドアでも安心して使える」というベネフィットの方が印象に残ります。ターゲットとなるリスナーの日常生活や悩みに寄り添い、商品・サービスがどのように役立つかを具体的にイメージできる表現を心がけましょう。

④ パーソナリティの個性を活かした原稿を作成する

生CMの強み、番組パーソナリティの個性や信頼感を活かせる点を上手く利用しましょう!ラジオ局によっては語尾など少し読み替えてくれる所もあるかもしれませんが、アドリブで原稿を変更したり読み替えたりすることは基本ありません。

ですので、パーソナリティの口調や話し方の特徴を考慮し、自然に読み上げられる原稿を作成しましょう!例えば、ユーモアのある番組なら冗談を交えた原稿、情報系の番組なら具体的なデータを盛り込むなど、番組の雰囲気に合わせた内容にすると広告感が薄れリスナーの心に届きやすくなります。また、局や番組によってはパーソナリティの実体験・感想を織り交ぜることができる場合もあります。インフルエンサーと似た効果で、より説得力のある広告になりますので、積極的にお願いするのも良いかと思います。

番組の特性とパーソナリティの魅力を最大限に活用した原稿制作に努めましょう。

⑤ 聴きやすいリズムと構成を意識する

ラジオは音声メディアなので、聴きやすさが重要です。

短い文章を心がけ、一文が長くなりすぎないよう注意しましょう。また、キーワードの繰り返しや「まず」「次に」「最後に」といった接続詞を使用して、情報の流れを明確にします。テクニックの1つとして、質問形式を取り入れることでメリハリのある構成にできますよ!例えば、「あなたも悩んでいませんか?」と問いかけてから解決策を提示するなど、リスナーの興味を引き付ける工夫をするのも手ですね。聴き手が自然に耳を傾けたくなるような、リズミカルで分かりやすい原稿を目指しましょう。

これらの5つのコツを意識して原稿を作成すれば、原稿制作が初めての方もきっと効果的な生CMを作ることができます。

余談ですが、原稿の仕上げをする際は1日おいてみてください。

その原稿を読む前にターゲットをもう一度明確にし、その上で実際に声に出して読んでみるとより効果的です。なるべく該当番組のラジオパーソナリティーに雰囲気を寄せた形で読み、聴きやすさや伝わりやすさを確認しながら、より良い原稿に仕上げていきましょう。読むことに集中して良し悪しが判断し難い場合は、録音し聴いてみてください。客観的に判断しやすくなりますよ。

2. 生CMのデメリット3つ

メリットがあればデメリットも付き物で……。

大きく分けて3つあります。

① コストと契約期間

ラジオCMは3ヶ月を「1クール」として数えます。そのため、生CMは3カ月以上の長期契約が一般的です。制作費や放送料もそれなりにかかるので、予算に余裕がない場合は少し大変かもしれません。また、長期契約なので、商材によっては市場の変化に柔軟に対応するのが難しいこともあります。

② 限定的なリスナー層へのアプローチになること

生CMは特定の番組に紐づいて放送されるので、ある程度セグメントできるメリットがある反面、その番組のリスナーにしか届かないデメリットがあります。幅広い層にアプローチしたい場合は、少し物足りないと感じるかもしれません。また、選んだ番組の聴取率が予想より低かった場合、広告効果が期待通りにならないリスクもあります。

③ 制作の複雑さと時間的制約

制作面での課題です。生CMは比較的長い尺(60秒程度~)で制作するので、専門スタッフや制作時間が必要になります。そのため、急な変更や頻繁な内容更新が難しいかもしれません。また、番組の雰囲気に合わせて作る必要があるので、クリエイティブの自由度が少し制限されることもあります。

3. 弊社を利用するメリット3選

上記のデメリットを踏まえた上で、貴社の広告戦略に最適な方法を一緒に考えていきたいと思っております。

① 生CMをするならどのラジオ局がおススメ?にお答えできます

弊社はマーケティング部を有しているため、どのエリアで放送するのが効果的か、ご予算とのバランスを考えご提案可能です!全国各地の放送局を対象に全力でご要望に向き合います。

② 貴社のご負担をカットできます

生CMは3カ月以上の長期間、継続的な対応が必要で時間や社員の確保が必要になります。

しかし、それを理由にラジオCMをあきらめるのはもったいないと思います!

弊社は全国のラジオ局との連携が可能ですので、ご提案から放送まで一括で対応可能です。

③ 別の局や別の広告で試してみたい!のご要望もお気軽に

一度ラジオCMを行った時、結果の良し悪しにかかわらず社内で「別の局や別の広告手法でも試してみたい」というお声があがることもありますよね。

弊社はマーケティング部とエンジニアの所属する開発部で構成された企業です。例えば地方ラジオ局で「フェスティバルのお知らせ」を放送し、「エリア名+お祭り」等の検索キーワードでリスティング広告をおこなう、伴って公式ホームページのシステムを強化するなど柔軟な宣伝施策が可能です。

ご不明な点があればいつでもお聞かせください。御社の成功を心から応援しています。

一緒に素晴らしいラジオCMを作っていけたら嬉しいです!

4. 株式会社トレファクテクノロジーズでご紹介可能なラジオ局の例

下記に記載のない局や、コミュニティFMなども承ります!

※順不同

<北海道・東北>
HBC北海道放送 / STVラジオ / RAB青森放送 / IBC岩手放送 / TBC東北放送 / ABS秋田放送 / ラジオ福島 / 山形放送 / FM北海道 / FMノースウエーブ / FM青森 / FM岩手 / FM仙台 / FM秋田 / FM山形 / FM福島

<関東>
TBSラジオ / 文化放送 / ニッポン放送 / IBS茨城放送 / CRT栃木放送 / RFラジオ日本 / YBS山梨放送 / J-WAVE / FM東京 / InterFM897 / FM栃木 / 横浜FM放送 / FM群馬 / FM NACK5 / BAYFM / FM富士

<北陸・信越>
北日本放送 / MRO北陸放送 / FBC-i福井放送 / 富山FM放送 / FM石川 / 福井FM放送 / BSN新潟放送 / SBC信越放送 / FMラジオ新潟 / 長野FM放送

<東海>
静岡FM放送 / FM愛知 / ZIP-FM / FM岐阜 / 三重FM放送 / SBSラジオ / CBCラジオ / 東海ラジオ / ぎふちゃん

<関西>
FM802 / FM COCOLO / FM大阪 / 兵庫FM放送 / FM滋賀 / FM京都 / KBS京都 / 毎日放送 / ABCラジオ / ラジオ大阪OBC / ラジオ関西 / WBS和歌山放送ラジオ

<中国・四国>
FM山陰 / 岡山FM放送 / 広島FM放送 / FM山口 / BSS山陰放送 / RSK山陽放送 / RCC中国放送 / KRY山口放送 / JRT四国放送 / 西日本放送 / RNB南海放送 / 高知放送 / FM徳島 / FM香川 / FM愛媛 / FM高知

<九州・沖縄>
RKB毎日放送 / KBC九州朝日放送 / NBC長崎放送 / RKK熊本放送 / FM長崎 / FM大分 / FM熊本 / FM宮崎 / FM佐賀 / FM鹿児島 / FM沖縄 / OBS大分放送 / MRT宮崎放送 / MBC南日本放送


※こちらの記事の内容は原稿作成時のものです。最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。